洋画

2013年3月31日 (日)

オーロラの彼方に②

息子の言葉が元で変わる世界…見所多き作品の中でもここは1つの山場となっています。


そして私がもっとも美しいと感じたシーンがここにあります!(←更に強調)


警告によって行動が変化し、未来が変わる瞬間。


ラウンジと災害現場で交差する2人の人生が重なりあい交互に映りながら・・・ゆっくりとグラスが落ち、琥珀色の液体が散り、瞳のアップ、迫りくる音楽・・・・・・


ベルベットのようなきめ細かい映像があまりに美しくて私は息をのんだのでした。。。

興奮冷めやらぬつつ、、、過去が変われば未来も変わるわけで、しかもそれは良い方向とは限りません。父と子は自分たちが変えてしまった未来を必死で修正しようとします。


で、ここからは一気にサスペンスに突入といった感じ。


起きてしまった未来、これからそれが起きる過去を無線が行き来しながら凄惨な事件に立ち向かいます。そうしながらも歴史は少しずつ変化し、意識も変化していよいよラストを迎えるのですが……

このラストはとても夢がありました。失った存在とのこんな再会もあるんだなぁと思いましたし、こんな奇跡が実際にも起きてくれたなら・・・とも思いました。。。


さて、配役にも少し触れておくと父役デニス・クエイドも息子役ジム・カヴィーゼルも良かったです。父の力強さと息子の繊細さがうまくマッチしてました。


ちなみにジム・カヴィーゼルは最近『プリズナーNO.6』(←舞台設定がなかなかの、カオス的な…ある意味凄いドラマ)で拝見したのですが、お年をめしつつ素敵な目力は健在でしたネ。

...後半に向けて多少雰囲気が変わってしまう珍しい映画ではありますが、それがただのファンタジーで終わらせない要素を感じさせて現実的でもあり、根強い人気を誇っているのがなんとなく分かる気がします。


時間と、そこにある命と、再会。

本当に素敵な内容で親子の絆の深さを感じさせる名作ですslate

That's all.


2013年3月29日 (金)

【オーロラの彼方に】

映画の舞台はニューヨーク。


太陽フレアの影響でオーロラの発生が南下し、ニューヨーク上空でも観測される中起きる1つの奇跡。


・・・と書くとファンタジーのようですが、親子の絆、タイムパラドックス、連続事件等々・・・内容は盛りだくさんでサスペンスとの融合といった感じでした。


原題はFREQUENCY(←多分周波数のことをいっているのではないかと思われる)日本語タイトル変換の失敗はたま〜にありますけど、これは日本語タイトルの方が私は好きです:-)

※ちなみに‘オーロラの彼方へ’とも呼ばれていますが、私は‘に’で覚えていました。


私はこの映画をシベリア上空の飛行機内で見たのですが(←オーロラが発生することもあるノダ)最初暇潰しくらいにしか考えてなくて全く期待せずに見はじめたんですけれど、とても良い内容で大切な作品の1つとなりました∞


なにより、、、この作品には私の映画鑑賞史上もっとも美しいと感じたシーンがあります!(←強調)


物語は消防士の父と刑事の息子を中心に進んでゆきます。といっても時間軸が絡みあい変化していてなかなか複雑。それらを繋げているのがアマチュア無線。太陽フレアの影響が無線の到達域をも超えてしまったのでした∞


交流のはじめでは2人は互いが親子であることにも時を隔てていることにも気付きません。でも状況を理解してからは(理解するまでの流れがまた良い)失われたものを取り戻すかのように語り合い密接な時間を過ごしていきます。…ただそうなってくると未来をより良く変えたくなるのが人の性というもの。しかも愛する者の命がかかっていれば尚更で、息子のジョンは父を救うためにある警告をし、確かに父親は救われるのですが──…


2011年11月17日 (木)

オマケ

言えば心がすっとする♪


スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス


というおまじない、、、

なが〜い英単語として、早打ち競争のお題に出たことがあるそうです。


英語で書くとこうなります↓


Supercalifragilisticexpialidocious


なんだか…多少イラッとしなくもないですけれど(←上手く打てなかった私)お時間のある方は試してみてくださいませ。

メリー・ポピンズ⑦〜オマケつき

「つまりあなたは仕事、仕事、仕事─…そのうち子供たちは、たちまち大人に…」

強い口調ではないけれど、子供たちの父親にバートが語った言葉は深い意味を持っていました。

・・・生きてくうえで仕事はとても大切。でもそのために、かけがえのない時間を犠牲にしてしまう。

食べるために働くのか、働くために食べるのか─


リアルな世界でいつも私が考えることなのですが、バートは「そうなる前に与えなさい」と、映画の中で続けて言っていました…。

メリーとの交流で素直な心を取り戻していた子供たちは、騒動を起こしたことを謝り、大切な2ペンスを父親に渡そうとします。そんな姿に堅物だった父親にも変化が。


責任を問われ、夜の道を銀行へと向かうバンクス氏は、これまでみむきもしなかった鳩おばさんがいた階段を静かに見つめます。


・・・華やかで明るい映画なのに、ジン、、、とするシーンがところどころにあって、ここでも私は泣きそうになってしまいました。


メリー・ポピンズという映画は、いっけん彼女を中心にしているようですけれど、実は彼女は(いい意味で)脇役で、本当の主人公は彼女が訪れた家族なのではないか…ふとそう思いました。


さて、物語もいよいよ佳境。


重役に囲まれたバンクス氏は、開き直ってある言葉を唱えます。それは、以前メリーたちが言っていた心がスッとするおまじない♪


「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!!」(←なんと英単語らしい)

すっきりしたバンクス氏は、続けて小咄を披露。この話が会長に受けて、ラストは大団円、めでたしめでたしとなるのですが……いつしか風は西へと変わっていました。


それはつまり、メリーとバンクス家の別れを意味しています。

面と向かってサヨナラを言わずに、静かに去ってゆくメリー。いつもシャンとしていて弱いところを見せない彼女も、この時ばかりは寂しそう…きっとこうして彼女は何度も別れを繰り返してきたのだろうな〜と思い、せつない気持ちになりました。。。でもきっとまた東風と共に、新たな場所に降り立った彼女を新たな出会いが待っているのだろうな〜とも感じられました:-)

長くなりましたが、本当に見所たっぷりの、夢いっぱいの永遠の名作です。

2011年11月 4日 (金)

メリー・ポピンズ⑥

沢山の素敵な曲が流れてくる中で、鳩にエサを与える女性を想いながらメリーが唄う“2ペンスを鳩に─”は、特に胸に響きました。


子供たちの心にも何か残されたようで、この2ペンスをめぐり、その後ひと騒動起こります。


その舞台となるのが父親の職場である銀行。見学に来た子供たちの目の前に現れた会長のドース1世は、2人が持っていた2ペンスを無理矢理貯金させようとするのですが─・・・

内容盛り沢山の映画は、ここからさらなる展開へと続きます。

騒動の後、子供たちは会長から逃げ出します。そして、街中で偶然出会ったバートとメリーを交えて「煙突の上には素敵な世界がある!」といいながら再び冒険へ=3


屋根の上をずんずん渡り歩く姿や、たどり着いた先の絶景など、チョークの絵の中同様とても楽しく心踊るシーンとなっていました∞

...ちなみに余談ですけれど、映画に登場するイギリス独特の煙突(サンタクロースが入るような形ではないのです)それを私は実際に見たことがあるのですが、映画と同じでとても感動しました:-)

さて、鳥と星と煙突掃除人だけが見られる世界(バートのセリフより)を見た一行の冒険はまだまだまだ続きます(本当に、なんて内容の濃い映画なのか・・・)。ここからはダンス大会の幕開けです。


これが、、、まさにミュージカル映画!!といわんばかりの素晴らしいシーンとなっていて、見事な歌とダンスには興奮しました。

でも、楽しい時間はあっという間。

去ってゆく煙突掃除人ダンサーたちを呆然と見送る父親に、バートが語りかけたのは・・・


2011年9月 9日 (金)

メリー・ポピンズ⑤

楽しい時間を送った子供たち。


その日の夜は、なかなか寝付けません。


そこでメリーが子守唄を唄い始めるのですが、、、優しい響きは心地よく、きいているこちらまで眠くなりそうでした。…そしてなぜだか少しホロリともしました。。。


こんなメリーに対し心を開く子供たち。でも、父親は相変わらずの堅物です。そうした中で、乳母生活は更に続いてゆきます。

─次に起こる不思議な出来事は、笑うと浮いてしまうアルバートおじさんのお話し。


子供の頃に読んだパメラ・トラバースの原作の中で、1番印象に残っていたのがこのシーンでした。なので映画を初めて見た時は、きちんと再現されているのかな〜と思ったのですけど、割愛されることなく、むしろ想像以上に素晴らしくて嬉しかったです。

この笑うと浮く…という現象、見ていてただ楽しいだけではなくて、実際の生活でも何かを考えさせられます。

笑うと浮く。だから元に戻る(下がる)のは‘悲しみ’・・・笑顔って、やっぱり大切だな〜と思いました:-)

さて、アルバートおじさんのところから戻った子供たちは、父親に懸命に話そうとします。けれど相手にされません。

「お父様でも見落としていることがある…」と、何かを伝えるようにメリーが回したスノーグローブの中には、鳩にエサを与える女性の姿。


「1袋2ペンス、わずか2ペンスで─」メリーの悲しげで、温かな歌声が再び響いてくるのでした。。。

2011年8月13日 (土)

メリー・ポピンズ④

バンクス家の乳母となったメリー。


友人のバートが描くチョークの絵の中に遊びに(!)行くことで、映画は早くも大きな見せ場をむかえます。

このシーンは、まるで幸せな夢の中に入ったようで、とても素敵でした。


映像は実写とアニメーションの融合になっているのですが、それが更に夢のある雰囲気をアップさせているように感じます。お花をフワッとすくったり、ペンギンたちの踊りがコミカルで上手だったり、楽しい演出が満載:-D


大道芸人のバートを演じているディック・バンダイクがまた素晴らしく、実はこの方は映画の中で二役を演じられているのですが、それが誰か探してみるのも楽しいと思います(意外でやっぱり素晴らしいです)。


そして・・・


この映画の中で私が1番すごい!と思ったのがメリーゴーランドのシーン。


こんなふうに魔法がかけられたらなんて素敵だろう!!という展開で、フワッとした動きには驚愕しました。。。思い出して感想を書いていても感動してしまう程です。

さて物語では、ひとしきり楽しんだ一行が絵の外の雨によって帰ることとなります(チョークの絵の中ですからね)お家に戻った後、濡れてしまった子供たちが風邪をひかないように飲み薬が出てくるのですが、子供たちは嫌がります。でも、彼女が出したのはただの薬ではありませんでした。


1つの瓶からスプーンに注ぐごとに色が変わる魔法の薬。味も、イチゴにライムにラムパンチと三種類あります(ゴクリ...)どうやって撮影しているのかしら?砂糖の比重の違い?・・・なんて大人はつまらないことをつい考えてしまいますけれど、それだけ自然な演出でした。


メリーの飲み方も美味しそうで、私はこのシーンが大好きなのでした。


2011年8月 3日 (水)

メリー・ポピンズ③

空から降りてくる姿を映像で見ることで、原作で描かれていた彼女の不思議な力がよく分かります。

映画の中の子供たちも薔薇色の頬をした理想の乳母の彼女が(格好もスゴく可愛い)何か不思議な力を持っていることを知るのですが・・・というよりサクサクッと見せられるのですが...

それは例えば、階段をスーッと上がることだったり、カーテン生地のバックからドラえもんの異次元ポケットなみに色んな物を出したり:-D


「あ〜はは〜はは〜♪」と覗き込みながら様々なものを取り出していくシーンはとても楽しく、よく出来ていると感じました。


それからメリーは子供たちの性格を魔法の巻尺で見抜いていくのですが(笑い上戸とかがメモリに出るのです)…そうなると考えてしまうのが、やっぱり自分のこと。

私の場合はどう出るかしら?とつい想像してしまいました。。。まあ、あまり良い言葉は出ないでしょうけども……はい。

こうして、あっという間に子供たちの心を掴んだメリーの乳母生活は始まっていくのでした。

2011年6月28日 (火)

メリー・ポピンズ②

物語の舞台は、イギリスのロンドンです。


絵画のように描かれた街並みが最初に映し出され、それを背景に様々なメロディが流れてきます。


映画内でも沢山の音楽が流れてきますが、どれも美しく、とりわけ主役を演じるジュリーアンドリュースの歌声は本当に素晴らしいものでした。

今回、メリー・ポピンズ(名前からして可愛い)が訪れるのが、さくら通りにあるバンクス家です。


銀行家で堅物な父親と、外での活動にいそしむ母親、そして幼い姉弟が暮らしています。


お家にはコックや家政婦さんがいますし、見るからに裕福。でも子供達の心は満たされていません。。。次々と辞めていく乳母の新たな募集によってメリーはやって来るのですが・・・

このあたりから早速驚異のシーンの連続が始まります。


まず、募集でやって来た人々の去り方が凄かったです。様々な格好でピューンと去って(追いたてられて?)いきます。そしてなんといっても、軽やかにフワリと降りてくるメリーの登場の仕方が素敵でした。


…これはきっとワイヤーなのですよね、、、。でもなんなのでしょう?この浮かんでます感。。。

ワイヤーアクションは現在でもよく見ますし、よくできているものも沢山あります。でも何かが違う・・・と私は感じてしまって、CGで浮かんでいるものも背景との差を微妙に感じてしまったりして・・・やっぱり1番いいのは合成ではなく、そこにそのままいて演技がなされること。


東風と共にやって来るこの映画のメリーの登場は、アナログさが上手い具合に全てと同化して、いい感じで浮いて見えるのでした。


彼女のサラッとした表情もまた、魔法の力をもった特別さを強調しているようにも思えます。

こういった仕掛けをまったく期待していなかった私は、驚くことすら忘れてポカンとただただ見入ってしまいました。。。

2011年6月19日 (日)

【メリー・ポピンズ】

1964年、ウォルト・ディズニーカンパニー制作の大変夢のある作品です。


“温かな感動”を存分に与えてくれる映画だと思います。


ミュージカルなので、ふいに歌い踊るシーンが始まりますが、そういう演出が苦手かも・・・と感じる人でも楽しんで見られる‘仕掛け’がふんだんに用意されています。〜1964年〜というのが1つの味噌。現在のように卓越したVFX技術がないにもかかわらず、驚異の演出で魅せてくれます。


・・・最初に書いてしまうと、人が空中に浮かぶというシーン・・・私にとっては、後にも先にもこの作品が1番よくできているなーと思います。アカデミー賞5部門受賞作。


*捕捉
大阪ウサギでは、いつも感想を抽象的に書いてるつもりですが(どこが?という程の下手っピさ加減ですが)今回は割と1つ1つのシーンに注目していくつもりなので、なんとな〜く色々分かってしまうかもしれません。ですので、まだ見ていない方は見終えてから読んでいただくことをおすすめします。

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