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2017年11月

2017年11月22日 (水)

ティータイムⅡ-⑧

【黒執事】

原作未読です。でも人気の高い漫画作品だと知っていたので、また難しい原作を選んだな~と思いました。実写化って難しいと思うのですよね(そして厳しい意見が多いようにも思う)。

で、今回はどうだったか?と問われたら未読なのでなんともいえませんが、微妙な部分もあるけれども成功している部分もあるように感じました(こうとしか言えない)。役者の皆さんに対しても、描かれるシーンにしても、良いという時と「ん?」という時があった感じ。でもそんな中で総じて良かったのがセットとか美術とか建物。主人公の住むお城は広くて豪華でお庭も手入れされていて中途半端さのない突き抜けた豪華さが良かったです。
そしてお話しもなかなか良かったと思います。

で、演出についてですが、アクションは申し分なし。所々コメディチックなのも面白い。まあ、特殊パーティーがありきたりな男女いちゃこらだったのはいまいちでしたけれども…。

そして登場人物。執事役の水嶋ヒロさん、この方ありきで映画制作の話しが進んだような記憶があるのですけど、登場シーンのセリフ回しに多少の違和感を感じつつも間違いないといった印象でした(漫画読者の印象はどうあれ)。そして剛力彩芽さん。女の子が男の子になるらしく…原作の内容がどうなのかは分かりませんが絵的には拝見したことがあったので、ちょっとイメージが違うかな~と思いました。何歳の役なのか分からないのですけれども、こんなに幼い顔されていたかしら?というくらいなんだか幼く見えまして(&時々芦田愛菜ちゃんにも見えるような)、元々ボーイッシュな感じがとても魅力的な方なので「僕」とかは似合っていたのですけれども…。でも、最後にベッドの上で凄く良い表情をされるのですよね…そこは大変素敵でした。

とはいえ、所々名シーンはありました。メイド役の山本美月さんが(アクション格好よかったなぁ)剛力彩芽さんに対して「しおりお嬢様…」というところとか、叔母役の優香さんが(名演連発されてました)最後に涙するところとか。命を張って剛力彩芽さんが屋上に行くところとか結構涙を誘われたシーンも。

ところで、なんとなく主従の関係を越えて恋愛的要素を主人公二人が醸し出していたのは(とくに最後の辺)気のせいでしょうかね?でもこれいい感じだな…と思いました(原作未読なのでry)。というわけでの話題作。なんだかんだ書きましたけど続編ありだと思いましたよ。全体的にはなかなか良かったと思います。

【蟲師】

まず映像が昔の時代劇映画のような雰囲気なのですが、それを受け入れるのに抵抗がありました。だけではなく、割と「うーん」と思う部分が多かった気も。

女の子の症状を抑えるために床に寝転がって蝸牛のような蟲から菌糸のようなものが伸びギンコに入る下りも、後々彼に悪影響を及ぼすのではないかと思いましたが特に何もなく、肝心の女の子のことも盛り上げた割にはきちんと締めくくってないような…あれ?もう終わり?という感じ。ちょっと原作を読んでいないのでなんともなんともなのですが…うーん。暗い気持ちの時は見ないほうが良いかも、とも。

で、江角マキコさん演ずる‘ぬい’と幼き頃のギンコと現在のギンコの交差も理解できませんでしたし、ぬいのその後の姿には衝撃を受けましたが、じゃあ、じゃあこの二人はどうなって行くのか…こちらとしてはぬいが救われ、ギンコも色々思い出し…を期待したのですけれど完全なる肩透かし。「(ま、まさか終わりじゃないよね!?)」という不安と共に現れたエンドロールには非常に落胆しました。

なんというか、素人ですが見る者として正直に書かせてもらうと色々な部分が成立していないように思いましたね。疲弊したギンコが旅をしながらいつしか戻って行くのも違和感あり。こういう場合、それでもどこかに救いを求めてこの部分が良いと感じながら見るのですが(音楽が良いとか雰囲気が良いとか)最初に書いたように映像もなかなか受け入れられない中でのこの展開…もう見ることは無いかもなぁとすら考えてしまいました。

それでも唯一良いと思ったのが虹が現れるシーン。夜の虹的な部分は良かったです。
とはいえ出演者に関しては青井優さんはとてもお美しかったし、オダギリジョーさんのギンコもなかなか合っていただけに(かつらの自然さも良かった)、残念。監督である大友克洋さんといえば、書かずにはいられない名作すぎる名作の『AKIRA』をどうしても浮かべてしまうのですけれども、でも『スチームボーイ』はあまり良くなかったなぁとか思ったりもして、難しいですね映像の世界とは。

【脳男】

出演されている生田斗真さんといい二階堂ふみさんといい、神がかり的な演技をする方達が揃ってこその映画という気がしました。松雪泰子さんの安定した女医役、江口洋介さんも然り(途中邪魔するな~と思いましたけど、最後には良い仕事をしたぞと)。

ちなみに生田斗真さんはジャニーズJr.時代から知っていますけど、正直その頃は少しもっさりした印象だったので、ま~こんな優男になるとは。そして前もどこかで書きましたけどジャニーズさんはどういう教育をしているのか、皆さん本当に演技が上手い。生田さんものりうつっていました役柄が(というか何を見てもそう)。二階堂ふみさんも少し宮崎あおいさんにも見えましたけど凄かったです。

内容は、題名からはちょっと想像できなかったというか、ある意味究極の人間兵器というのですかね、映画とはいえそれが生み出される過程や表現は見ごたえがありました。終盤の、感情が無いからこそ見せた笑顔は鳥肌もので、一見の価値ありだと思います。

【曲がれスプーン】

【天地明察】

【間宮兄弟】

【この世界の片隅に】

【心が叫びたがってるんだ。】

【カケラ】

【永遠の0】

【風のノルダ】

【パーマネント野ばら】

【育子からの手紙】

【ももへの手紙】

【ホノカアボーイ】


というわけで、長いティータイムとなってしまいました。

しかも殆ど書けてない&邦画ばかりで洋画ナッシング(観てはいる)。からの日々新しい作品が積まれていくという…更にそこに漫画だ小説だとプラスされてきたものだから──時間管理ができない私は軽くパニック状態に陥りつつあります。でもそれだけ沢山の作品があるというのは幸せなことですよね。。

さて、とりあえずここいらでお茶飲みをやめて、一作じっくりに戻ろうかと思います。

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