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2017年3月21日 (火)

ティータイムⅡ-⑤

【悪人】

深津絵里さんが海外で賞を獲得されましたけれど、私的に取り上げておきたいのが妻夫木聡さんです。

CMでの、のび太君役とかどちらかというと柔らかい雰囲気だったり三枚目のイメージがあるのですけど、この映画では別人。これほどまでに深い闇を感じさせる俳優さんはそういないだろうと思います。まさに名演。もしも軽いイメージしか持たれてない方がいるとしたら、ぜひともショックを受けてほしいですね(明るい雰囲気もいいけれど)。

そして深津絵里さんとの、互いに何かが乗り移ったような競演も見所だと思います。内容は…最後が無性に切なかったです。

【鍵泥棒のメソッド】

伏線回収が凄いです。えーっ!?と驚きつつ笑いつつ、香川照之さんの演技力があってこそとも思いますし、堺雅人さんや広末涼子さんのキャラも味がありました。個人的にはマンションの隠れ家の場所が結構ツボりました(灯台下暗し)。とにかく、どうなるんだ?どうなるんだ?と思いながらずっと見てましたね。なかなか素敵な作品です。


【ラッシュライフ】

私的にはグロ系…ですね。真剣に嫌悪するシーンを作り上げたんだろうなと感じさせる作品ってありますけど、まさにそれで、あと人間の心の深淵に触れてくるような(湊かなえさん原作の映画「告白」のような)。とにかく、気分が悪くなるけれども真剣に作られているからこそ、気味が悪いだけでは終わらない何かがあるように思いました。


【告白】

で、その告白。

いや~まず生徒役を演じた子達に拍手。松たか子さんも、いい意味でも悪い意味でも安定の名演技(でもなぜか心を掴んでこない…)。

内容は…もう人の心の怖さを感じてしまうというか、演出も色々怖かったです。気分が悪くなるけれど、やっぱりそれだけではない何かがありました。


【ヘルタースケルター】

沢尻エリカさんには清楚なイメージがあって、そういうイメージを払拭させるというのは並大抵なことではないと思うのですけど、ありとあらゆる悪女的役柄や普段の(一昔前の)態度などで色々破壊できたのではないかな~と思いました。とはいえ、少し清楚な感じを出すともうそうとしか見えず、イメージの根強さの呪縛も考えずにはいられないのですけれども(小柄でお人形さんのような感じがそうさせるのですかね?)。この作品でも体をはってるのですけれど、エロティックさもありつつお人形さんのようでもありました。

映像は、蜷川実花監督の色使いが独特で、写真等で見るインパクトを映像全体でというのは難しいのでは?と勝手に思ったのですが、きちんと再現されつつ、そして見ていて疲れないのが凄いところ。

で、これも勝手にモヤッ照るんですけど…監督と沢尻エリカさんは仲が良いらしいのですけど、ヌードになることに関してどういった話し合いがもたれたのでしょうかね…映像になったということは止めなかったということですよね。私としては不特定の人に見られると考えると止めたくなるのですけれども。。。

内容は、執念で維持してきた美の崩壊してゆく様がそれこそ物のように見えたというか、いつまでも美しいのも素敵だけれど、年と共にシワも増えつつ、それでも美しいというのが見ていて気持ちいんだけどな…とか考えたりもしました(どこまでも勝手)。ラストの方の沢尻さんの笑顔がとても良いです。

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