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2014年9月 1日 (月)

ホーリーランド⑪

反則技(Zippo使用とか)を繰り出す加藤におされるユウ。壁際に追い込まれ、襟を掴まれ持ち上げられて出す「んぎーーーっ」という声は本当に苦しそうで手に汗握る展開となっていました。ここからショウゴより伝えられた技によってユウの反撃が始まるのですが、この時の構えるユウとそれを伝えたショウゴとのシンクロの演出は鳥肌もので、記憶に残るシーンの一つとなっています。

そうして、いよいよ闘いも決着へ。ただ、主演の石垣さんに影響を及ぼしたほどのユウの暴走はなかなか止まりませんでした。。。。

ここでDVD特典にて原作の森恒二さんと語り合う石垣佑磨さんについても記しておきたいと思います。

石垣さんはユウについて“過剰に言うと病気っぽい”と語っていました。そして二ヶ月半で指先から足の先までユウの動きをインプットし、演ずるというよりは“俺が神代ユウだ”と思うようにしたとも。自分が好きになった漫画の人物を演じられる“役者としてこれ以上幸せなことはない”とも語っていたとうり、全身全霊でユウと対峙し吸収しているように見受けられました。正にホーリーランドでいうところの〈居場所〉に彼はいたのだと思います。

ただ、、、その後石垣佑磨さんは現実の社会で問題を起こしてしまうのですよね...(詳しくはwiki等でお調べ下さい)私はそれを知った時、正直、、、意外ではありませんでした。というのは─誤解を承知で書くのですけれど─石垣さんの真の性格がどうのというのではなくて、役にのめり込んだ挙げ句それが本人も気付かないところで心を浸食してしまう現象があるように思うのですよね(それを理由にするのは良くないだろうし、完全なる憶測なのですけれども)他にもインパクトの強い役を演じて雰囲気が変わったり、現実になんらかの影響を及ぼしているような役者さんを何人か見てきたように思います。

あえてもう少し書くと、その一人に『池袋ウエストゲートパーク』でタカシ役を演じられた方も私的には含まれています。この方は初代『GTO』や『ロング・ラブレター~漂流教室~』『リップスティック』などで静かでどこか謎のある少年や青年の役を演じられているのですが、IWGPあたりから凶気の桜に至るあたりまで徐々に変化が起きたように感じられて...その後プライベートでのショックな出来事もありましたし...役柄が、それを演じる役者に与える影響について私は時折考えさせられるのです。。まあ、このことについては元々が活発で後に静かな役というニワトリが先か?的な考えもあると思うのですけれど、、、

とまあ色んな思いが浮かんだこのホーリーランドというドラマなのですが、良い作品良い役者の存在を知るというのは、そこから更に考えを巡らせていくものなのかもしれません。

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