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2012年12月16日 (日)

グスコーブドリの伝記③

ストーリーは原作と違う部分もありましたが、美しい映像の中に、やはり宮沢賢治独特の悲しみが含まれているように思いました。


特に序盤の豊かな森に住み温かなスープ(銀河鉄道の夜にも登場したトマトスープかしら?)を皆で囲む一家団らんの幸せな光景が、異常気象によって崩壊していくさまはなんとも悲しかったです。


…以前【銀河鉄道999】でも少しふれましたけれど‘家族’という存在は当たり前のようでいて実はまったくそうではなく、絶対に離れないようでいて離れてしまう儚きもの……これまでの経験から私にはそう思えますし、だからこそ近すぎて鬱陶しかったり特別に感じられないとしても、そばにある人は大切に、大切にしてほしいなーと思います。。。


話を戻しまして、、、


ブドリは大切なものを失いましたが、それでもたくましく生きてゆくことになります。そんな彼の成長とともに様々なシーンが登場するのですが、別の作品を思い出すような存在が登場したりで興奮しました。


例えば夢の世界の裁判所ではグループタックより制作を引き継いだ手塚プロの印象を色濃く感じましたし、イーハトーブの街ですれ違う人や…銀河ステーションでの一瞬の出会い──詳しくは書けないのですけれど、駅で登場する“3人”は【銀河鉄道の夜】でも登場した3人で、見つけた時私は「あ!」と声を上げそうになりました☆


まさかずっと心にあった大切な作品の登場人物と30年近くを経て再び触れ合えるとは思いもしなかったので、、、


人生とは不思議だなぁ〜と改めて思いました∞


さて、物語はクーボー博士の語りによって更に続いてゆきます。

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