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2012年1月 7日 (土)

重力ピエロ②

それにしても、出演されている俳優の方々は子役を含め皆さん本当に素晴らしかったです。


別の番組などで姿を見ただけでも、すぐにこの作品を思い出してしまうような・・・(印象の残り過ぎとか、そういう意見もあるかもですが)。


例えば小日向文世さんを【GOEMON】やCMで見ても、春と泉水を「悪いことだ」と言いながらまっすぐに見つめた眼差しや、鈴木京香さんの凛とした佇まい、加瀬亮さんの温和だけど頼りたくなる雰囲気、岡田将生さんの儚げで不安定な雰囲気など、本当にぴったりでした。

一途?な吉高由里子さん、友人役の岡田義徳さんもいい味を出していましたね(ちなみに岡田義徳さんは色んなところで色んな役でよく拝見しますが、私は昔からかなりの名優だと思っております)。


改めて特筆すべきは、加瀬亮さんと岡田将生さんのタッグでした。
このお2人だからこそ成功した部分は多かったのではないかと思います。


中でも泉水が、渡部篤郎さん演ずる葛城のマンションから出てきて茫然と立ちつくし、その後歯をくいしばるシーンは私史上最高ともいえる名演で、これ程悲しい状況ってあるかしら──と震えたくらいでした。


ドラマ『ありふれた奇跡』などでも温和な青年を演じられていた加瀬さんですが、北野武監督作品などでは正反対の鋭い役を演じられているようで(まだじっくり見てはいないのですけれど)そのあまりに違う雰囲気に、役者とは本当に凄い・・・とため息が出ました。


岡田将生さんの、ニッと笑う姿やダイニングでの冷たい眼差し、炎の中での実父との対峙シーンなども、心に闇を抱えている…だけど兄に対しては心を許している、そんな揺れる青年のイメージがよく出ていたと思います。


映画のエンディングテーマを歌っているS.R.SのSometimes-B.C.-(←こちらは日本語ver)のPVにも春は出演していますが、これがまた演出、映像等含め全体的に素晴らしくて、炎の浄化を自分に向けるところは切なくて見入ってしまいました。


「変わりたいんだもっといい奴に」という歌詞は、聞くたびに私にも当てはまるな...と感じます。。。

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