« ハル③ | トップページ | ハル⑤ »

2010年12月11日 (土)

ハル④

2010年現在、インターネットの世界は無限に広がっているように思えます。家にいながらにしてありとあらゆる世界を見られる夢のツールのような・・・

私はよくwikiを利用します(最近はリークスとやらで騒がれていますが...)そしてたまにブログを見に行ったりします。同じ映画でも様々な感想があって、それがとてもよく書かれていて自分のブログの貧弱さに凹んだりもしますが、楽しいです。

ネットの世界を歩くとそこには沢山の心が存在しているように感じます。その心の主の姿は見える場合もあれば見えない場合も。どこで何をしているのか、性別や年齢が分からないことも殆どです。匿名性の強い世界だと感じます。

この、映画「(ハル)」でも(ほし)は最初のころ自分を偽っていました。でもあるきっかけで正体がばれたのちは、二人の交流はゆっくりと深まっていきます。

そしていよいよネットだけではない現実の世界での交流が始まります。ただそれは<確認>という感じではっきり会えるといったものではありまん。

・・・私はこのシーンを見ながらこんなことできるのかしら?と思いつつも、瞬く間にすぎてゆく時間の中で、ハンカチを振りあいビデオを撮りあい、互いの姿を確認しようとする姿にとても心打たれました。幻のような存在が現実にいたという真実。。。二人はこの出来事を早速メールで語り合います・・・不思議だと。

その後(ローズ)を交えて起こる心のすれ違いを経て(ほし)が、抱き続けてきた思いとともに本格的に動き出します。乗車した新幹線の車窓の風景とともに、あの美しい音楽とともに、何度も互いを撮りあったビデオ映像が再生されるのですが、とてもせつなくなりました。アップやスローでなんとか相手のことを知ろうとする気持ち...もっと知りたい!という気持ちが強く感じられたからです。。。

そうしてむかえたラストは、印象的な「言葉」とともに、とても爽やかな気持ちになりました。

« ハル③ | トップページ | ハル⑤ »

邦画」カテゴリの記事