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2010年8月26日 (木)

Love Letter②

物語は、樹の中学時代と現在の小樽と神戸、この3つが交差して進んでゆきます。どこか幻想的で温かく、そしてせつないストーリーでした。


物語の鍵となるのが、樹の中学時代の同級生で同姓同名の男の子[藤井樹]柏原崇さんが演じられていて、女の子の樹(つまり中山美穂さんの中学時代)を酒井美紀さんが演じています。


博子の卒業アルバムの勘違いから始まる、彼を中心とした文字の交流。。。なんともいえない形で中学時代を振り返ってゆくのですが、素敵な設定で、いい感じで記憶の扉を開けてゆくな〜と思いました。


中学の頃は、特に感受性豊かで、ふとした瞬間が心に深く残っていたりします。映画の中でもそんな状況が度々見られました。


例えば、カメラのファインダーを覗くシーンや、すべらかに雪の中をかけるシーンなど。


そんな中でも1番印象的だったのは、図書室でのシーンです。
男子の樹が窓辺で本を読んでいて、揺れるカーテンの影に隠れ、一瞬光に溶け込んでしまったような、、、そんな彼の姿を追うもう一人の樹。。。風を受けるカーテンの映像があまりに綺麗で、胸の中がジンとしました。


普段なかなか反応しないような心の細部に、優しく触れてくる・・・そんなシーンが本当に多かったです。


そしてストーリーは、何も知らない明るい樹と、博子の抱く悲しさ、この2つも交差して進んでゆきます。


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